練習ばかりだと、だんだん「試合がしたい」という気持ちが強くなってきます。でも、紅白戦をするには、両チーム合わせて18人が必要……と思っていませんか。
実は、人数が少なくても紅白戦はできます。守備の人数を減らしたり、ルールを少し変えたりするだけで、10人前後でも十分に試合の形になります。
まずは人数で形を決める
集まった人数を2つに分けて、1チームの人数から形を決めます。
1チーム8〜9人
ほぼふつうの試合の形でできます。8人なら、外野を2人にするのがおすすめです(左中間と右中間に1人ずつ)。
1チーム6〜7人
- 外野を2人にする
- 捕手は攻撃側から出す(打順の回ってこない人が交代で受ける)
捕手を攻撃側から出すと、守備側は投手と内野・外野に人を回せます。
1チーム5人以下
- 内野は投手・一塁・二遊間の1人・三塁、外野は1〜2人
- 捕手と、場合によっては投手も攻撃側から出す
- 打つ方向を決める(たとえば、ライト方向に飛んだらファウル)
攻撃側が投手をすると、打ちやすい球を投げる「打撃練習に近い試合」になります。人数が少ないうちは、このほうが打席の回数も増えて楽しめます。
試合を回すためのローカルルール
人数が少ないと、守備の穴が大きくなって点が入りすぎたり、試合が長くなりすぎたりします。始める前に、ルールをみんなで決めておくのがコツです。
- 1イニングの得点の上限:たとえば「1イニング5点まで」。大差がつきにくくなります
- 打者一巡で交代:アウトの数に関係なく、全員が打ったら攻守交代
- カウントを短く:1ボール1ストライクから始めると、試合のテンポが上がります
- 長打の扱い:守備のいない所に飛んだ打球は「単打まで」と決めておく
- 時間で区切る:「1時間半で終わり」のように、回数ではなく時間で決める
全部を使う必要はありません。人数とその日の目的(打撃を楽しみたい・守備の練習をしたい)に合わせて、2〜3個選べば十分です。
チームの分け方
紅白戦が盛り上がるかどうかは、チーム分けで決まります。
- 投手ができる人、捕手ができる人を、まず両方に分ける
- 経験者と初心者が、片方に偏らないようにする
- 回ごとに、守る位置を入れ替えてみる(普段と違う位置は、いい練習になります)
点差が開きすぎたら、途中で何人か入れ替えてもかまいません。紅白戦は勝ち負けよりも、全員がたくさんプレーできることが大事です。
安全のために
- 打者と走者は、ヘルメットをかぶる
- 攻撃側から捕手を出すときも、マスクとプロテクターを着ける
- 待っている人は、ファウルボールが飛んでこない場所で待つ
まとめ
- 人数が少なくても、守備を減らせば紅白戦はできる
- 捕手や投手を攻撃側から出すと、少ない人数でも回せる
- 得点の上限・打者一巡で交代などのローカルルールを、始める前に決めておく
- チーム分けは、投手・捕手と経験者を両方に分けるところから
人数がそろうのを待つより、集まった人数でまず1試合。それが、チームを続けるいちばんの近道です。