テレビやスタジアムで野球を見るのが好きな人は多いはずです。でも、「自分でやる」となると、どこか遠い話に感じていませんか。
実は、野球は大人になってから始めても十分に楽しめるスポーツです。見ているだけでは分からない楽しさが、やってみるとたくさん見つかります。
やって分かる3つの楽しさ
1. 打った瞬間、捕った瞬間の手ごたえ
バットの芯でボールをとらえたときの、手に残る感触。フライがグラブに収まったときの、ほっとする気持ち。うまくいくのは何回かに1回でも、その1回のために、また打席に立ちたくなります。
2. 仲間と一緒に喜べる
野球は、9人でつなぐスポーツです。誰かのヒットでみんなが盛り上がり、誰かのエラーをみんなで取り返す。試合が終わったあとに「あの場面はさ」と話す時間も、楽しみのひとつです。
3. 見る目が変わる
自分でやってみると、テレビの中の何気ないプレーのすごさが分かるようになります。速い打球への一歩目、カウントによる駆け引き、走者のスタートのタイミング。見る野球も、もっと面白くなります。
大人から始めても遅くない理由
- いろいろなレベルのチームがある:本気で大会の優勝を目指すチームもあれば、月に一度、楽しく体を動かすことが目的のチームもあります。経験のない人を歓迎しているチームも少なくありません。
- 年齢の幅が広い:20代から、それより上の世代まで、同じチームで一緒にプレーするのは珍しいことではありません。
- 役割がたくさんある:試合に出るだけでなく、記録を付ける、作戦を考える、道具をそろえる。自分に合った関わり方が見つかります。
最初の一歩
まずはキャッチボールから
いきなりチームに入らなくても大丈夫です。友人や家族を誘って、公園でキャッチボールをしてみましょう(ボール遊びをしてよい場所かは、事前に確かめてください)。ボールを投げて、捕る。それだけでも、体が野球を思い出したり、新しく覚えたりしていきます。
チームを探してみる
「もう少しちゃんとやりたい」と思ったら、チームを探してみましょう。
- 知り合いに、野球をやっている人がいないか聞いてみる
- 地域でメンバーを募集しているチームを探す
- 体験参加ができるチームを選ぶ(雰囲気が分かってから決められます)
チームを選ぶときは、活動の曜日と場所、どんなレベルを目指しているかを確かめると、長く続けやすくなります。
道具は最低限から
最初に必要なのは、グラブと動きやすい服装・運動靴くらいです。バットやヘルメットはチームで共有していることも多いので、入るチームに聞いてからそろえれば十分です。
よくある不安
「下手でも迷惑にならない?」 最初から上手な人はいません。初めての人を歓迎しているチームなら、キャッチボールや基本の動きから一緒に練習してくれます。体験参加のときに、遠慮なく「初心者です」と伝えましょう。
「ケガが心配」 久しぶりに運動する人ほど、準備運動とストレッチを丁寧に。最初から全力で投げたり走ったりせず、少しずつ体を慣らしていくのがコツです。
「時間が取れるか不安」 毎週活動するチームもあれば、月に1〜2回のチームもあります。自分のペースに合ったチームを選べば、無理なく続けられます。
まとめ
- 打つ・捕る・仲間と喜ぶ楽しさは、やってみた人だけのもの
- 大人から始めても遅くない。レベルも年齢もさまざまなチームがある
- 最初の一歩は、キャッチボールから
- チームは、活動のペースと目指すレベルで選ぶ
「いつかやってみたい」と思っているなら、まずは今週末、グラブを持って外に出てみませんか。